2019/4/8の「ギリシア神話の世界」

神戸新聞文化センター三宮にて、私が毎月第二月曜に担当している「ギリシア神話の世界」の次回の案内です。日時は、2019年4月8日(月)10:30~12:00です。今期扱うプルータルコス『英雄伝』の基本事項を確認するとともに、この作品もその原典のひとつとなっている、いわゆる「ローマ神話」のことを概説します。本国では、プルータルコスは、むしろ「プルタークPlutarch」という英語名で知られているでしょう。かのシェイクスピアが、「ローマもの」の劇作品(ex.『ジュリアス・シーザー』)をつくるにあたり、おおいに参考にした作家です。「ギリシア神話」については、優れた本がたくさんあり、またメディアでも取り上げられることが多いため、比較的独学しやすいですが、「ローマ神話」は(少なくとも日本語では)なかなかまとまった情報を得にくいと思います。この機会に、ぜひ、勉強を始めてみてはいかがでしょうか。多くの方々のお申し込みをお待ちしています。

つねに多くのことを学びつつ年をとる―勝又泰洋の学問日記―

このサイトでは、学者の卵である私、勝又泰洋が、日々の勉強・研究について(もっぱら自身の備忘のために)簡単な文章をものしています。サイト名の「つねに多くのことを学びつつ年をとる」は、古代ギリシアの政治家ソローンによる詩の一節です。これを座右の銘として、毎日マイペースに学問に励んでいます。

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