秋の星座にかんする特別講座

このたび、NHK文化センター梅田教室にて、「秋の星座とギリシア神話」と題した一日講座を開かせていただくこととなりました。日時は、2019年9月13日(金)10:30~12:00です。プラネタリウムのように星座のつくり(星の位置関係)を確認すると同時に、その背景にあるギリシア神話の物語を紹介していきます。その際、関連するヨーロッパの絵画を多数取り上げていこうと思っていますが、たとえば下に掲載しているのは、ルネサンス期の巨匠ティツィアーノ・ヴェチェッリオによる《ペルセウスとアンドローメダ》(1554~1556年、ウォレス・コレクション)です。迫りくる巨大クジラからエチオピアの王女アンドローメダを救い出すペルセウスの物語は、秋の夜空において展開する一大活劇で、互いに隣接した、ペルセウス座、アンドロメダ座、くじら座が、私たちの目を楽しませてくれるのです。

 古代ギリシア人が想像力によって創り出した空の世界について、少しだけ勉強してみませんか。前提知識は要りませんので、ぜひお気軽にご参加ください(お申し込みについては、下のリンクをご覧ください)。

つねに多くのことを学びつつ年をとる―勝又泰洋の学問日記―

このサイトでは、学者の卵である私、勝又泰洋が、日々の勉強・研究について(もっぱら自身の備忘のために)簡単な文章をものしています。サイト名の「つねに多くのことを学びつつ年をとる」は、古代ギリシアの政治家ソローンによる詩の一節です。これを座右の銘として、毎日マイペースに学問に励んでいます。

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