参考文献一覧のスタイル

今日は、出身研究室の勉強会に参加してきた。そのなかで、論文やハンドアウトの(通例)末尾に付される、参考文献一覧のスタイルのことが話題にのぼり、統一的なスタイルがあるのかという問題について、参加者からさまざまな見解を聞くことができた。僕は、欧語文献の場合は、「MLA方式」「APA方式」というものがあることを学部生時代(英文学科に所属していた)に教わったので、いまでも困ることはない。それにたいして、邦語文献の場合は、その類の知識をもっていないので、なんとなく我流で処理してしまっている。そもそも、「○○方式」というものが存在するのだろうか?しっかり調べてみるべきかもしれない。

 このような話になると、卒論執筆のときにお世話になった先生(ひどい毒舌の持ち主だったが、僕は大好きだった)の言葉をいつも思い出す。「君らが準備している卒業論文、どうせ中身は読むにたえないものになるだろうから、せめて外観だけでも整えておきなさい。」辛辣な表現を含んでいるが、「外観を整えよ」というのは間違っていないと思う。

 

つねに多くのことを学びつつ年をとる―勝又泰洋の学問日記―

このサイトでは、学者の卵である私、勝又泰洋が、日々の勉強・研究について(もっぱら自身の備忘のために)簡単な文章をものしています。サイト名の「つねに多くのことを学びつつ年をとる」は、古代ギリシアの政治家ソローンによる詩の一節です。これを座右の銘として、毎日マイペースに学問に励んでいます。

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